実は先日fitearの型を取りに東銀座を訪れたりとここ数週間で現在のポータブル環境を一新しようと孤軍奮闘している。
そんなさなか昨夜?早朝?現X-Japan、かつてのXが出した「Singles」のハイレゾ版が出たというので購入するに至った。
XLDを使って表記をいっぺんに変更→変更した名前のファイルから元flacに名前をコピーして・・・を手作業で繰り返しなんとかAK120へ。
実際に聞いてみる事にしました。
環境は毎度おなじみK3003直刺し。
上がCD音源、下がハイレゾ音源で上の方がENDLESS RAIN、下がsilent jealousy。 画像だと・・・わかりにくいなぁ。 全体12曲を通してこの前出た「THE WORLD~X JAPAN 初の全世界ベスト~」と違い全体的に音圧を上げるだけでなくバランスを取りつつ調和を大切にした感じ。 ヴォーカルに突出した変化は見られないが特にドラム、ギター、ベースは音が太くたくましいものとなっている。 Sadistic desire、Jokerなどの変化は個人的にかなり聞き惚れてしまうレベルのものであった。 特にJokerは暗い曲の多いXの中でもhideの曲というだけあってかかなり明るくかつてもライブを賑やかせたENDLESS RAINなどヴァラードとは対局的な曲。 かつてのsingles(通常CD版)に比べかなり明るくギターサウンドが明瞭なものとなっている。(コーラスといえどhideの声がハイレゾで聞けるというのはファンにとってうれしい事この上ない) ではハイレゾ音源としておすすめできるのか? 残念ながらsinglesそのものがあまりビギナー向けなCDでないためおすすめはできない。 個人的にはDahliaやYoutubeなどで公式が出しているライブ映像などを見てより躍動感溢れる音で聞きたい、生々しい音が聞きたい、という方やXファンでこれを機にハイレゾデビューを・・・という方にお勧めしたい。 「THE WORLD~X JAPAN 初の全世界ベスト~」はコレクターグッズであったけど? 23年ぶりにアリーナ公演が確定するなど(当日までやるかはわからない笑)積極的に活動するさなかこのハイレゾ音源の存在は大きい。 これまでの形式的な円盤を捨ててしまってもいいほどにハイクォリティで「THE WORLD~X JAPAN 初の全世界ベスト~」のようなやっつけマスタリングとは異なり、今回はボブラディックをマスタリング師に起用するなど本気具合が伺える。 Blu-spec2CDとハイレゾ、同時発売という事だが是非恩恵の大きいハイレゾ音源の方を是非聞いて欲しい。 総括 全体として、かなり高いレベルで纏まっていると思う。 CDが売れるミュージシャンはハイレゾを出さないという常識をぶちこわし、今後も常に時代の最先端を行って欲しい。 聞き疲れしない、ライブのクリア感、雑音の一掃・・・かなり聞き惚れてしまった。 辛口レビュー音質:★★★★★☆☆☆☆☆ 今までのアルバムも是非今回のクウォリティーでハイレゾで出したら・・・全部買います!!!! そしてできればhide with spread beaver名義のアルバムもハイレゾで・・・・(権利がっw) 是非音質に興味が無いXファンにも聞いてもらいたい!! またのちほど |