2014年9月3日水曜日

誰か、海を。 Aimer レビュー










9月はかなりの数のハイレゾ音源とCDを買う予定ですがその第1弾

実はこの1枚ずっと待っていた・・・

















元々Aimerの歌唱力の高さは知っていたが正直さすがにyoutubeのものだと半信半疑の状態。


CDも買う機会がなかったし正直「残響のテロル」が個人的にはかなりいいきかっけになった。


アニメを見てEDを聞いて、アニメのままのマスタリングでCDになるなら相当いいものになると確信はしていた。とても世界観に合っていたと思ったし作り手も理解力のある方であろうとも確信していた。


一度ハイレゾでアルバムを配信していたから知識だけはあったけど正直そこまで好きという訳ではなかった。


実際買ってみてCDプレイヤーで再生してみないとわからない音もあるし、またそれも赴き深い。


発売日前日、フライングゲットして聞いてみた。



辛口レビュー

音質:★★★★★★☆☆☆☆

歌唱力が坂本真綾、田村ゆかりに続いて高い。

今年発売されたCDの中では坂本真綾「Be mine!」8点についで高い6点。

CD全体を見た時の明暗バランスも最高に高く機材視聴にも用いたい1枚。

訴えかけてくる情報量が多くこちらが整理しないと聞き込めない部分も多く今後点数が伸びる可能性を秘めている極めて稀なミニアルバム。



再生ボタンを押した瞬間まるで夏である事を忘れるかの様な肌寒さを感じた。

正直

日本にここまで力強い低域を出せる女性ボーカリストがいた事にも感動したし






力強さと繊細さを兼ね備えた新星のような存在に感じるのは僕だけでしょうか

欠点唯一をあげるのならばもう少し効果音である「ボー」っという音を控えて欲しかった。ただでさえ低域が強いので相当フラット傾向な僕の環境ならともかく普通の環境ではぶれて聞こえてしまうはず。

それから捨て曲が1曲もない。

メインである「誰か、海を。」が暗い曲調であるのに対して他の曲は明るくコントラストが非常に良い。

近年ではくそみたいな捨て曲を混ぜたぼったくりアニソンをアルバム売りするハイレゾお下劣商法が横行している。

こういったアルバムこそアルバム販売しより多くの人にハイレゾの素晴らしさを伝えるとともに音楽の持つ魅力を伝えるべきではないのかと考えさせられる。

説得力のある渾身の1枚、ありがとう。

またのちほど