2014年6月8日日曜日

lalalarks ego-ezmレビュー〜言葉の穴〜
























lalalarksの初メジャーシングルが発売という事で購入して参りました@6/6
実は発売していたのをすっかり忘れていてしまい財布を忘れたサザエさん的なてんやわんやな状態で大学の授業の合間を練って秋葉原タワレコへ買いに行きました。
























普段だったらamazonでちゃちゃっと買ってしまうのですがなんでも先着でイベント参加ができるとかできないとか・・・これは行くしかない。
























これがあるとハイタッチできるとかできないとか。

というかサインがむしろ欲しかった・・・。























せっかく淀なので据え置きヘッドホンで視聴したりしながら

















 無事帰宅。
改めて手持ち環境で聞きました。
環境は毎度おなじみPCDP→K3003、EACリッピング(windows7)→MacにてAudioGateで変換→AK120→直刺K3003です。

そもそもlalalarksとは・・・


la la larks(ラララークス)は、日本の5人組バンド。所属レーベルはビクターエンタテインメント。(wikipediaより)メンバーは元SFPの内村友美氏を中心にSFP時代に楽曲提供を行っていた江口亮氏、ギターの三津氏、ベースのクボタケイスケ氏、ドラムのターキー氏で構成されています。
三津氏はTHE YOUTH、SADSのクボタケイスケ氏DEAR LOVINGのサポートなどを手がけるターキー氏、つまり完全プロ集団で構成されていますね。

元々SFP解散の裏には江口氏が無理矢理内村氏を引き抜こうとしたりしたなどという話もありSFPファンとしてはSFPもう復活はないだろうとあきらめモードでしたが同じ様なバンドが再び復活してうれしい限りです。























アニメ「M3〜ソノ黑キ鋼〜」のEDということで起用されていますが正直は話をするとアニメ版と中条版といった形でCDジャケを分けてほしかった。

まあそしたら全部買ってましたが()

そろそろレビューを


歌詞

SFPからさらにパワーアップしているかもしれない。

タイトルにも書きましたが歌詞が深いです。

当の本人は「思春期の葛藤」を歌詞にしたと発言していますがもっと深く感じました。

全文解釈すると手間なので端的に申し上げますと・・・

闇を解き明かせ
凍えた世界で生きてく理由 僕に教えてよ
さよならの意味 誰かの思惑
すれ違いながら奏でた旋律
逃げちゃいけない 進むしかない
例えこれが過ちだとしても
運命の渦 孤独を飲み込め
消せない傷 捨てられないエゴイズム(サビより抜粋)

ここで話しているエゴイズムというのは自分だけの目標、他人の利益を一切考慮しない自己主義的な考えの事ですね。


闇を解き放て→ここで話している闇はおそらく他人に曝け出せない自分自身の欲望の事

凍えた世界で→自分以外の人間もエゴ(自己中心的な発想を持ち合わせている場)を持っている事から世界そのものが寂しいと表現

生きて行く理由 僕に教えてよ→歌い手は女性ですが僕という抽象的な表現を用いて感情移入を誘い、こんな自己主義的な世界で人々が共生して行く必要がある理由を求めている

さよならの意味 誰かの思惑→別れの意思(自己主義的な人々の集まりである集団からの脱却)ですら誰かの意図的なものかもしれない。

すれ違いながら奏でた旋律→リズムの様に自己主義的な人々がこすれ合いながら物語であったり、出来事であったりが生じているのが現実の世界
逃げちゃいけない 進むしかない→自己主義的な思想を持った人間が集まったコミュニティからの脱却の禁止する事を自己に言い聞かせ、目の前に自己主義的な人々と先程述べた旋律的な事が巻き起こる未来があるのであるならば進むしかない

例えこれが過ちだとしても→これとは進むしかないという自己発想に対する促し、進むしかない事への裏付け

運命の渦 孤独を飲み込め→運命の渦という人間のコミュニティにおける時間の経過であったりに伴って生じる渦に対して「孤独の飲み込め」と命令し、孤独からの脱却を計る姿勢

消せない傷 捨てられないエゴリズム→消せない傷は過ちに気づいても前に進むしかなく、自分も利己的に自分の事ばかり振る舞っていたため自分や相手と旋律が生じる(ぶつかり合い、コミュニケーション)際に生じた傷の事。それらは消えず、最終的に自分も利己的な思考を持ち、エゴを振りかざす人間である事はやめられないという形での完結。


んー深い、というか暗いですよね。

















自分はあまり歌詞は聞き入らない方なんですがSFP、lalalarksの明るいテンポの多い曲の中ではなかなかブラックな方ではなかったかと・・・。

ついつい聞き入ってしまった・・・。

音質

うーん少しコンプレッサーのかけすぎて音圧が高いかと。
ラジオ内において「音質にはこだわりたい」と発言していたので今後はハイレゾなどでの展開を首を長くして待っております・・・。☆5つ中、現状☆2.3〜2.5ってところでしょうか。


















音作り

SFPのベースとは打って変わってギターが目の前に出てきててびっくりしました。まあ演奏者が変われば音も変わるのは当然なんですが・・。

あの独自に展開されているベースはひっそりとしたなぞる様なベースになっていました。

ただキーボードは音作りがあまり変わっていないので今後もライブでかなりアドリブ噛ましてくれたりしてくれればかなり楽しめるかなーっと思いました。

今回はかなり曲調自体が暗く、パワー控えめなのも分かる気がしますがドラムはもう少しパワーが欲しい感じがあります。





 














6/22(日)にタワーレコード渋谷店においてイベントがあるそうなので整理券をゲットされた方は一緒に楽しみましょう!
では

またのちほど