2015年1月27日火曜日

GARNiDELiA「Linkage Ring」ハイレゾ版、CD版比較してみた






















GARNiDELiAから初のハイレゾ版が発売。

もちろんCDは既にアマゾンで購入していたのですが・・・前々からGARNiDELiAはハイレゾで聞きたいという考えが強かったので一考する間も無く購入。


率直ですが感想を述べさせていただきたいと思います。


ハイレゾとCDで音の傾向がかなり違う、というのがまず第一印象でした。CD版の方はダンスソングのような味付け、ハイレゾ版は旧時代的な2000年代頭の録音の良かった頃のJ-popを連想させるような味付けでした。

CD版の方は全体的に星2.3ハイレゾ版は3.1点でしょうか(5点満点)、内訳を説明したいと思います。


まず全体的にコンプをかけすぎていて音がすごく刺さる部分が浮き彫りのまま・・・というのがCD版の印象です、これではせっかくのいい曲が勿体なさすぎる。ですがBlu-ray版の映像の音源は24bitのものも含まれておりその点を評価し、2.3とさせていただきました。
次にハイレゾ版ですがヴォーカルまでの入りの間(前奏部分)などを聴き比べればわかると思いますが効果音などがCD版に比べ圧倒的にクリアでハキハキしています。
しかし全体的に女性ヴォーカルを意識もっとサウンドをフラット気味にマスタリングしても良かったのでは?と思っています。もちろん全てフラットで、というわけではありません。ですがそうすることによってさらにtoku氏のキーボードも奮い起つようになると思うのは私だけでしょうか。

さらに言えば今回のアルバム、ハイレゾを楽しめるかと言ったらまだまだハイレゾ音源としては実験段階のようなハイレゾという印象です。本人たちもまだまだ未開拓の分野での音楽形態に戸惑っていますがこれからも勉強しより良い音楽を用意してくれると嬉しいと思います。


低価格帯のハイレゾ対応ウォークマン単体、低価格イヤホンなどでは(ヘッドホン、スピーカーなどは除く)恩恵はあまり受けられないと思うのでオススメは出来かねますが興味がある方は是非一度聞き比べを。

また後ほど